ずわいガニとたらばガニとけガニ

男性

ズワイガニとタラバガニと毛ガニ……同じ時期に三つとも魚屋に並んでいるときもあるし、二つしかないときもあるし、一つしかないときもあるけれど、ひとつもないということはない昨今です。

 

売られ方もいろいろありますが、わたしがよく見かけるのは、ズワイガニとタラバガニは脚だけを食べやすくきってあるもの、毛ガニは丸ごとひとつか、食べやすく脚と体がきってあるものです。

 

ズワイガニはすべらかな身と食感に邪魔されない甘さを楽しみたいときに、
タラバガニは、身のぷりぷり感と量、そのあとカニクリームを楽しみたいときに、
毛ガニはカニみそをカニの身につけて食べたいときに、
というような基準で選ぶことが多いです。もちろん季節にもよりますが。

 

以前テレビで見たのですけど季節によって採れる漁港が違うそうなので、そのあたりも気にして選ぶと選択肢がふえて楽しく悩むことができるのかもしれないですね。

 

ズワイガニを食べながらタラバガニを食べたくなることもあるし、タラバガニを食べながら毛ガニを食べたくなることもあるし、毛ガニを食べながらズワイガニもやっぱいいよなと思ったりもするし、蟹は本当に飽きるということがありません。

 

そのままのほのかな塩気、カニ酢にくぐらして酸味の向こうから現れる甘さを待つ時間、カニみそのコクとカニの身のさっぱりとした味わいのコントラスト、本当に蟹は飽きるはずがありません。

 

一年中何かしらを見かけることのできる今の流通の状況に感謝いっぱいになりながら、また魚屋に向かいたいと思います。